キャッシュ削除について

エッジキャッシュCDNは、管理画面及びAPIにて各種キャッシュ削除に対応しています。

削除の種類

エッジキャッシュCDNは用途毎にキャッシュ削除方式がありこれらを利用して柔軟なキャッシュコントロールが可能となります。 キャッシュ削除リクエストを発行すると即時削除される FAST PURGE を全プラン実装しています。

SINGLE PURGE

SINGLE PURGEは、単一URLのコンテンツを削除することができます。

  • www.redbox.ne.jp/test.txt

  • www.redbox.ne.jp/test.txt?1234

警告

ホストヘッダー上書き機能利用時は管理画面からのキャッシュ削除が行えません。ご希望の場合はAPI経由で上書きしたホスト名をx-purge-hostヘッダーに格納後、リクエストしてください。

REGEX PURGE

REGEXパージは正規表現にてキャッシュ対象のコンテンツを指定することができます。 これにより、全てのキャッシュを削除したり、特定の拡張子で終わるコンテンツのみ一括削除したりすることが実現できます。

TAG PURGE

TAG PURGEは、レスポンスヘッダー内の X-TAG 値の名称を判別しコンテンツをグループ削除できます。 これにより、異なるパスや正規表現で指定が難しいコンテンツの削除をスマートにします。

TAG PURGEのご利用方法

  1. レスポンスヘッダーに X-TAG が付与されるようにしたあと、コンテンツにタグを追加します。

  2. エッジキャッシュCDNは、X-TAG HTTPヘッダーに格納されているタグをキャッシュしているコンテンツに関連付けます。

  3. すべてのキャッシュされたコンテンツのキャッシュ を、ダッシュボードまたはAPIを経由して特定のキャッシュタグでキャッシュ削除することができます。

TAG PURGEにて user1 という名称が含まれているコンテンツを削除する。

  1. www.redbox.ne.jp/test.html (X-TAG:top)

  2. www.redbox.ne.jp/data/data.txt (X-TAG:user1)

  3. www.redbox.ne.jp/mypage/profile.html (X-TAG:user1)

  4. www.redbox.ne.jp/images/image.jpg (X-TAG:user1)

この場合、2.3.4のコンテンツが1回の削除リクエストで一括削除できます。

X-TAGヘッダーはエンドユーザーに表示されますか?

WEBサイト訪問者に送信される前にX-TAGヘッダは削除されるため表示されません。

X-TAGヘッダーの最大長について

キャッシュタグの最小は1バイトです。個々のタグには最大長はありませんが、 集約されたX-TAGヘッダーはヘッダーフィールド名の後に255バイトを超えることは出来ません。 なお、長さは空白とコンマを数えますが、ヘッダーフィールド名は数えません。

警告

ヘッダーが255バイトより長い場合は、255バイトの制限の前にタグを尊重します。

X-TAGヘッダーの値はどのような文字列が利用できますか?

X-TAGヘッダーは、RFC-5987 で指定されているように、HTTPヘッダーで許可されているすべての有効な文字を受け入れます。 ただし、X-TAGヘッダーには スペースは使用できません。

X-TAGヘッダーの値は大文字小文字を区別しますか?

大文字小文字は区別されません。ReDBoXredbox は同じタグとして扱われます。

WordPress専用キャッシュ削除プラグイン

WordPress専用キャッシュ削除プラグインを提供しています。詳細や対応バージョンは以下のプラグインページをご確認下さい。

https://wordpress.org/plugins/purgebox/

API経由の削除

全プランでAPI経由のキャッシュ削除が可能です。

共通情報

  • APIサーバー:https://api.cdnw.net/バージョン/

  • バージョン:各APIバージョン

  • メソッド:POST

  • APIキー:管理画面からご確認いただけます

  • グループ名:管理画面からご確認いただけます

必須ヘッダー

X-TYPE

(SINGLE or REGEX or TAGKEY)

X-GROUP

APIグループ名

X-KEY

APIキー

X-PATH

削除対象パス※フルパス

その他HTTPヘッダー

x-purge-host

ホスト名(www.redbox.ne.jp)

APIステータスコード

ステータスコード

詳細

Status:200

リクエストが正常に完了した場合に返却されます。

Status:401

グループ名が異なる場合に返却されます。

Status:402

APIキーが異なる場合に返却されます。

Status:403

メソッドが異なる場合に返却されます。

Status:404

必要なヘッダが不足している場合に返却されます。

Status:501

リクエストに時間がかかっています。しばらく時間を空けて再度お試し下さい。

Status:502

初期設定が完了していない場合に返却されます。サポートまでお問い合わせ下さい。