この度、CDNのエッジでBasic認証を設定できる機能をリリース致しました。
設定は弊社管理画面からエッジキャッシュCDNをご契約ユーザー様全員ご利用可能です。

機能概要とメリット

この新機能により、CDN本来のキャッシュ機能を維持したまま、セキュリティを損なうことなく検証や確認を行うことが可能になります。

これまでのベーシック認証は、オリジンサーバー（Apache やNginx）で設定されることが一般的でした。しかし、オリジンでベーシック認証を設定すると、CDNがAuthorizationヘッダーを検知し、キャッシュを行わないケースが多く御座います。これらは、一度認証したコンテンツをキャッシュしてしまうと、未認証ユーザーがコンテンツを閲覧できてしまう点にあります。

今回追加したEdge BasicAuth機能では、CDNのエッジ（ユーザーに最も近いサーバー）で認証処理を行います。これにより、オリジンにリクエストが届く前に認証が完了し、CDNのキャッシュ機能を最大限に活用しながら、コンテンツの保護を実現します。

主な活用例

• 開発・テスト環境の保護: 外部からのアクセスを制限しつつ、CDNのパフォーマンスを検証したい場合に最適です。

• 非公開コンテンツの限定公開: 特定のユーザーのみに公開したいコンテンツを、効率的に配信できます。

Edge BasicAuth機能に関する詳細や設定方法については、弊社ウェブサイトのドキュメントをご確認ください。