2018/4/17リリース
オリジンサーバー間の通信暗号化が可能となる機能「セキュアバックエンド」を2018年04月18日(水)より提供開始致します。
近年では、常時SSL化に伴いCDNを活用したコンテンツキャッシュ以外にも、エッジサーバーとクライアント間で一般的なWebサーバーと同様にSSL通信をおこない、CDNをSSLの終端とすることで負荷削減する利用が加速しています。しかしながら、金融系サイトやeコマース・会員制サイトなどより高いセキュリティが求められる環境では、エッジサーバーとコンテンツ取得元となるオリジンサーバー間についてもSSLによるセキュアな通信が必須となるケースがございます。
この度提供を開始する「セキュアバックエンド」を利用致しますと、クライアントからエッジサーバーそしてオリジンサーバーの全経路をSSLによる暗号化通信が可能となり、よりセキュリティを高めることができます。
クライアントからのHTTPアクセスをオリジンサーバー側でHTTPSにリダイレクトする処理(プロトコルの正規化)において、x-forwarded-protoやエッジサーバーが提供する独自HTTPヘッダーを利用し、クライアントプロトコルを適切に判定する必要がございました。
システムによってはこのようなヘッダーによる判定変更が難しい場合も、セキュアバックエンドを利用することにより、システムやサーバーに変更を加えることなく簡単にCDNを導入することができます。
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