2017/1/25リリース
この度、キャッシュを仮想的にグループ化し一括更新できる「TAG Purge」を2月1日(水)より開始いたします。
従来は、複数のキャッシュされたコンテンツを更新する場合、コンテンツの数だけリクエストを発行する必要がありました。Tag Purgeは、1度のリクエストで任意の複数コンテンツをグループ削除できる新機能です。CDNで難しいとされていたキャッシュ更新処理について、スマートに動的コンテンツのWEBサイトをコントロールできます。
CDN利用時にWEBサイトやコンテンツを更新した場合、新しいコンテンツの反映を行うためには、CDN側の古いキャッシュを削除することが必要不可欠です。タイムリーな動的サイトの場合、キャッシュコントロールが複雑になり、更新リクエストのタイミングによって反映に差が生じるこがCDN導入までの敷居を高くする原因の1つでした。
レッドボックスでは、複雑になりがちなキャッシュ更新を簡単にできる独自機能「FAST PURGE」を提供しています。FAST PURGEは、全キャッシュサーバーの古いコンテンツを「待ち時間ゼロ」で即時削除できます。管理画面やAPI経由でのキャッシュ削除に加え、正規表現でコンテンツの指定ができるため、初めてCDNを導入するお客様から専門企業様まで幅広くご利用頂ける機能です。
しかし、異なるパスで構成されたコンテンツや様々な拡張子のコンテンツを更新する場合、削除リクエストをコンテンツの数分発行する必要があるという課題がありました。
この度、弊社が新しくリリースする「TAG Purge」は、キャッシュ更新作業をさらにスマートにする国内初の強力な機能です。
TAG Purgeは各コンテンツに指定された任意のタグをベースに、仮想的な削除グループを作成します。これにより、異なるパスやファイル名の複数コンテンツ同士を一度の削除リクエストで一括削除することが可能です。
SNSやECサイトの場合、プロファイルや商品ページに関連付けされたコンテンツ同士をグループ化する事により、他のコンテンツに影響を与えることなくキャッシュの更新が可能となるため、大幅な負荷軽減につながります。TAG Purgeは管理画面・API共にご利用頂けます。
私たちレッドボックスは、あると便利な機能を随時開発しています。初めてご利用のお客様でも、迷わず簡単に負荷分散できるCDNサービスを目標に、日々機能の見直しや内部構造の最適化を実施し、これからも自由にカスタマイズできる純国産CDNを提供していきます。
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