2026/7/27リリース

平素より弊社CDNサービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。
このたび弊社では、2026年9月1日より、CDNサービスで提供しているマネージドSSL証明書を、ACME(Automatic Certificate Management Environment)に対応した証明書発行・更新システムへ順次移行いたします。
今回の対応により、お客様には弊社が指定するDNSレコードを1つ追加いただくだけで、SSL/TLS証明書のドメイン認証、発行、CDNへの設置および更新が自動的に行われるようになります。
従来、証明書の新規発行や更新時には、メール認証や認証用ファイルの設置など、お客様による都度の認証作業が必要でした。ACME対応後は、初回にDNSレコードをご登録いただくことで、その後の証明書発行・更新に伴う認証作業が原則として不要になります。
これにより、証明書管理にかかる作業負担を大幅に軽減するとともに、更新忘れや認証手続きの遅延による証明書期限切れのリスクを低減します。
SSL/TLS証明書を取り巻く環境では、セキュリティの向上を目的として、証明書の有効期間を段階的に短縮する取り組みが進められています。
認証局および主要なブラウザベンダーなどで構成される業界団体「CA/Browser Forum」では、パブリックSSL/TLS証明書の最長有効期間を、以下のとおり段階的に短縮することが決定されています。
| 証明書の発行日 | 最長有効期間 |
|---|---|
| 2026年3月15日以降 | 199日 |
| 2027年3月15日以降 | 99日 |
| 2029年3月15日以降 | 47日 |
証明書の有効期間が短縮されることで、秘密鍵の漏えいや証明書の誤発行などが発生した場合の影響期間を短くできる一方、証明書の発行および更新作業は、これまで以上に頻繁になります。
従来のように証明書の更新ごとに手作業でドメイン認証を行う運用では、管理負担が増加するだけでなく、認証作業の遅延や対応漏れによって証明書が期限切れとなり、Webサイトへ正常にアクセスできなくなるリスクも高まります。
弊社では、このような証明書ライフサイクルの短期化に対応し、お客様が継続的かつ安全にHTTPS配信をご利用いただけるよう、マネージドSSL証明書の発行・更新プロセスをACMEに対応した自動化方式に対応致しました。
ACMEは、SSL/TLS証明書のドメイン認証、発行および更新を自動化するための標準プロトコルです。
お客様には、弊社からご案内するDNSレコードを、対象ドメインのDNS設定へ1つご登録いただきます。
DNSレコードの登録完了後は、弊社システムが認証局とのドメイン認証、証明書の発行、CDNへの設置および更新を自動的に行います。
原則として、証明書の発行や更新のたびに認証メールを確認したり、認証用ファイルをWebサーバーへ設置したりする必要はありません。
お客様に実施いただく主な作業は、弊社が指定するDNSレコードを1つ登録することです。
一度登録したDNSレコードは、その後の証明書発行および更新時にも継続して使用されるため、更新ごとのDNS設定変更は原則として必要ありません。
ドメイン認証、証明書の発行、CDNへの設置および更新までを自動的に実施します。
今後、証明書の有効期間がさらに短縮された場合も、お客様による頻繁な更新作業を必要とせず、継続してHTTPS配信をご利用いただけます。
従来必要だった認証局からの承認メールへの対応や、認証用ファイルのWebサーバーへの設置など、証明書の新規発行・更新ごとの認証作業が原則として不要になります。
証明書の有効期限をシステムで管理し、有効期限を迎える前に自動的に更新します。
更新忘れや認証作業の遅延による証明書期限切れを防ぎ、安定したHTTPS配信を支援します。
発行された証明書は、弊社CDN環境へ自動的に反映されます。
2026年9月1日
対象となるマネージドSSL証明書について、新規発行および更新のタイミングに合わせて、順次ACME対応方式へ移行いたします。
本設定には事前に所定のフォーマットでDNSレコードのご登録が必要となります。
DNSレコードの設定方法についてはオンラインマニュアルをご確認ください。
組織認証型証明書「GeoTrust True BusinessID」のACME対応については、2026年度中を予定しています。
対応時期および移行方法の詳細については、決定次第あらためてお知らせいたします。
弊社では、今後も証明書を取り巻く国際的なルールや技術環境の変化に対応し、お客様が証明書の発行・更新作業を意識することなく、安全かつ安定したHTTPS配信を継続できるサービスの提供に努めてまいります。
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